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『プラットフォーム資本主義を解読する』を解読する

2023年10月1日(日)17:00〜19:00
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 本企画第二回目では前回開催時に予告させていただいたとおり『プラットフォーム資本主義を解読する』を、編著者のひとり、山本泰三先生をお招きして開催いたします!

 インターネットが誰でも使えるようになり、ケータイはスマホになり、気がつけば仕事でも生活でも各種プラットフォームが社会インフラ化し常時接続している状態になっている現在。もはや誰もプラットフォーム資本とは無関係ではいられません。
 この書籍は、そもそもプラットフォーム資本とはなんぞや?というところから、雇用・労働、ユーザー、インフラ化と様々な観点から知ることが出来、現在地の確認とこれからを考える一冊となっております。
 私(たち)の置かれている状況とリスク、加熱するSNSの応酬。考えると絶望的なことばかりですが、この書籍に指し示されているとおり希望もある。
そこで、執筆と全体的な制作に関わった山本泰三先生にこの書籍の生まれた背景から、内容についてお聞きしつつ、ユーザーとしてどう読んだか、どう関わっていけばいいか、などを素人目線から敷居を下げてあれこれお話できたらと思います!

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安田菜津紀✖️栢木清吾『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』 刊行記念トークイベント 京都にて

 
2023年5月28日(日)15:00〜16:30
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5月8日に、認定NPO法人Dialogue for People副代表、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんの新著『国籍と遺書、兄への手紙ールーツを巡る旅の先に』(へウレーカ)が刊行されました。

父の死後、戸籍を見て初めて知る「在日コリアン」という父の、そして自らのルーツ、父がそれを決して語らなかった理由、夭折した兄の思い出、家族とは何なのか、故郷とは何なのか。本書に綴られているのは、さまざまな資料と丹念な取材を通じて、安田さんがご自身の個人史・家族史を辿り直しながら、自らのルーツについて黙さざるを得ない人々を生み出してきたこの社会の構造的差別を問い直してきた旅の軌跡です。

今回のイベントでは著者の安田さんをお迎えし、お父様のゆかりの地でもある京都伏見での取材でのこと、本書でも論じられている京都朝鮮学校襲撃事件やウトロ地区放火事件など京都で起きたヘイトクライムのこと、そして安田さんが「ルーツを巡る旅の先に」みすえる未来について、お話していただきます。聞き手は、翻訳家で移民研究者の栢木清吾さんに務めていただきます。
私たちは無意識のうちに今も差別に加担してしまっていないでしょうか。どのようにこの社会の差別と対峙していけばよいのでしょうか。誰もが何かに臆することなく、また誰に強制されることもなく、自らのルーツを語り、考えられるような社会をつくっていくために、私たちには何ができるでしょうか。お二人のトークを通して、そうした問いを深める糸口を掴んでいただければと思います。

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『世界はこんなに美しい』刊行記念
アンヌの旅した世界

 横山和江✖️細江幸世
2023年1月16日(月)14:00

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2022年10月に工学図書 山烋のえほん より刊行されました、絵本『世界はこんなに美しい』の刊行を記念してトークイベントを行います。
この絵本は、1970年代にオートバイで初めて世界一周を旅した女性、アンヌ=フランス・ドートヴィルという実在の人物をモデルにしています。ドートヴィルの冒険から今年で50周年になります。半世紀前に彼女の目に映った世界は、今も美しく開かれているでしょうか。
ご登壇者には、訳者の横山和江さんと担当編集者の細江幸世さんをお迎えし、本書の翻訳出版に至る経緯やドートヴィルさんの未収録の写真もお見せいただきながら本書の魅力について、お話をお聞きします。
また、主催の絵本のこたち店内では、1月13日より1月31日までパネル展を開催します。お近くの方は、どうぞお出かけくださいませ。

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『デンマーク発 ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育て』(ヘウレーカ)刊行記念
子育て✖️ジェンダー デンマークからの提案

 
 さわひろ あや⇄熊谷聡子
2022年12月19日(火)20:00
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2022 8 月にヘウレーカよりセシリエ・ノアゴー著『デンマーク発 ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育て』が刊行されました。
ジェンダー平等先進国のイメージがあるデンマークですが、ジェンダーギャップ指数では 29 位と意外な順位。北欧 5 カ国の中では最下位です。
それでも日本の 116 位に比べると遥かに上位ですし、改善の余地を残しているからこそ問題点が明確になり、後を追う日本の参考になる点が多いのではないでしょうか。(ジェンダーギャップ指数の順位は 2022 年現在です)
このイベントでは、本書の翻訳者であり、リアルなデンマークを発信されているさわひろあや(さわぐり)さんをお迎えし、日本語訳を出版された経緯や著者セシリア・ノアゴー氏の提案についてお聞きします。また、本書には「子どもの本をきっかけにジェンダーについて考えてみましょう」という提案もあります。本イベントでもそのきっかけとなるような絵本を何冊かご紹介していきます。ご視聴のみなさまにもご意見いただき、子育てトークのような気軽さで、私たち大人の凝り固まったジェンダー観をアップデートする機会にしていただけたらと思います。

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『手づくりのアジール 「土着の知」が生まれるところ』(晶文社)刊行記念
アジールって何なんだろう?

 青木真兵✖︎栢木清吾
2022年2月12日(土)16:00
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「アジール」とは、さまざまな理由から苦しい生活を余儀なくされた人々が逃げ込める「避難所」という意味だそうです。そうした場所は誰にでも作ることができるものなのでしょうか? 

対談のお相手の栢木清吾さんは、社会学者で翻訳者で農家さんでもあります。
書斎と大学と畑を「行ったり来たり」する働き方、生活の仕方を選ばれたのでしょうか?

ますます息苦しさを増している昨今の社会のなか、少しでも「深く息が吸える」場所や時間をどうやって確保していったらいいのか。私にとってのアジールとは何なんだろう?  お二人の対話から何かのヒントを得てもらえれば幸いです。

なお、2/12〜3/12まで「絵本のこたち 」のギャラリースペースで「ルチャ・リブロ展」を開催します。

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羽尻利門さんに聞く 遠野物語を描くこと

2021年11月12日(金)19:00〜20:30
出演:羽尻利門  聞き手:熊谷聡子(絵本のこたち店主)
 
このイベントは、オンラインのみの開催です。 
チケットをご購入いただいた方は、11月28日までアーカイブで何度でもご視聴いただけます。
お申し込みはこちらから

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『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?
国会議員に聞いてみた。』刊行記念

おもろい対談 一本勝負

 和田靜香✖︎仲野徹
2021年10月31日(日)17:00
2021年11月7日(日)17:00に延期になりました。
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『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』 
50代フリーランスのライター、家も家族もない。
おまけにコロナでバイトはクビになる。
思えばコロナの前から不安だった。この先、どうやって生きてくんだろう?
和田靜香さんは、そんな不安の正体を知りたいと立憲民主党の小川淳也さんに取材を申し込み、私の生きづらさの正体はなんですか? と問うところから始まります。
応援する候補は当選した試しがない。私は政治が分からない。
という人にとっては、こんな風に政治を考えていったらいいのだと思えます。
もっと政治でこんなことをやってくれたらいいのに、と思う人にも、政治家はそんな風に考えてるのかと思えます。
自分だけが困ってるということはなく、自分の困りごとは社会の課題。
だったら、声をあげよう。もっとこうなって欲しいと言おう。
泣いて笑って、丁々発止の議論の末に暗雲から差し込む光を見つけた時のように希望を見出せる本です。
衆院選直前の10月31日、和田靜香さんと阪大大学院医学部教授仲野徹先生との対談を開催します。どうしたら、みんなが、おもろく笑って暮らせるでしょうか?

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『あおいらくだ』刊行記念トークイベント
えほんでふれるしゃかい

 茂田まみこ✖︎長村さと子✖︎ケイン樹里安✖︎栢木清吾
2021年5月16日(日)14:00
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2020年の当店の売上トップ10にもランクインした『ふれる社会学』は、社会学の入門書として、複数の大学でテキストに採用されています。『ふれる社会学』でふれるテーマは、スマホや就活、スニーカー、観光、差別感情など、今まさにふれている身近なことがら。自分で選んでいるようで、実は選ばされていること、社会の影響から自由ではないこと。逆に自分の振る舞いが社会を形作っていくこと、よい変化をもたらすこと。それらを注意深く見つめることで、社会の大きな仕組みに「ふれる」ことを実感することができるでしょう。
 
『あおいらくだ』は、『ふれる社会学』のトークイベントをきっかけに、同じ北樹出版から刊行されました。作者の茂田まみこさんと長村さと子さんは結婚式も挙げているパートナーで、長村さんはLGBT当事者を支援する「一般社団法人こどまっぷ」共同代表者でもあります。自分の知ってる「普通」とは違う、あるいは、自分の「普通」が他者から違うと言われる。そんな出会いもお互いの良さをよく知ることで、違いも共有し、多様な価値観を認め合える社会へと思いを込めた作品です。
 
『あおいらくだ』の茂田さん、長村さんに、『ふれる社会学』から編著者のケイン樹里安さんと同書の執筆者であり『よい移民』『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』(どちらも創元社)の翻訳書もある栢木清吾さんの4名の方に、『あおいらくだ』の誕生秘話や込められた思い、また、社会学からみた絵本の重要性について、賑やかにお話いただけることと思います。
 
多様性が大事と分かっていても、子どもに絵本を手渡すときに尻込みしてしまう。説明できる自分の言葉を持っていないという大人の方もたくさんいらっしゃいます。私は、少数者と言われる人々も当たり前に存在するということを絵本を通じて子どもたちに感じとってもらえたらと思います。このトークイベントが、もっと気負いなく、それらの本を手渡せるような機会になればと思います。
絵本が好きな方、社会学ってなんだろう? と関心をお持ちの方、日頃、子どもに接しておられる方、たくさんの方にご参加いただきたいと思います。
なお、当初、オンライン、対面の両方でイベントを企画しておりましたが、新型コロナの感染状況を鑑みて、オンラインのみの開催といたします。
 

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西村書店フェア開催

9月4日(金)〜9月22日(火)

 西村書店さんは創業当初は医学書専門の出版社でした。欧州の最新の医学書の翻訳出版をされるうちに芸術書ともつながり、現在は児童書、絵本の他、多岐にわたるジャンルで良質の翻訳出版を手がける総合出版社になりました。
レオナルド・ダ・ヴィンチを思い浮かべるとイメージしやすいかと思いますが、医学の進歩に芸術は欠かせない関係にあります。また、身体はスポーツや自由な精神ともつながっていることをフェアで感じ取ってもらえたらと思います。
壁面には、当店でも人気の『ツリーハウス』の複製画を5点展示しています。ゆったりと大きな世界に様々な物語が自然と紡ぎ出されるトルマン父娘の作品をお楽しみください。

関西弁で読む遠野物語 
柳田国男・著
畑中章宏・訳
スケラッコ・絵
エクスナレッジ
4月1日発売 1760円(税込)

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『遠野物語』110周年の記念の日に開催します!
『関西弁で読む遠野物語』(エクスナレッジ)刊行記念イベント
 

 2020年6月14日(日)開場/13:00 開演/13:30~
参加費:1000円(当日)
定 員:15名(要予約)
ご予約はメールでお受けします。お名前と連絡先をご明記のうえ、cotachibooks@gmail.comまでお願いします。
 
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策にご理解とご協力をお願いいたします。
・換気のため、窓を開けておきます。
・御入店の際は、入口にある手指の消毒液で消毒をお願いいたします。
・マスクご着用のご協力をお願いいたします。
 
『遠野物語』は、岩手県遠野地方に伝わる伝承を民俗学者の柳田国男が筆記・編纂する形で明治43年に出版された説話集です。
遠野地方出身の作家、佐々木喜善より語られた民話や柳田自身が遠野に赴き採取した伝承など、土地に根付いた物語集は民俗学の入門書として、また伝承文学として、今なお多くの人に愛読されています。
なのになぜ、関西弁で読む?
柳田国男は兵庫県生まれで、生涯関西訛りが抜けなかったそうです。東北で見聞した物語を家に持ち帰り、どんな風に家族に語りきかせたのでしょうか。
大阪生まれの民俗学者、畑中章宏氏が柳田国男になりきって関西弁に翻訳した『関西弁で読む遠野物語』。著者ご本人による朗読+解説で、普段遣いの言葉で遠野物語を感じとってください。
 
畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者
著書に『死者の民主主義』(トランスビュー)、『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。

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トークイベント
「ロンドン・ジャングルブック」刊行記念 三輪舎 中岡祐介さん
 

開催日時:7月26日(金) 17:00~18:30
場  所:絵本のこたち(近隣に提携駐車場有り)
定  員:10名(先着順要予約)
contactからご予約ください。

入  場  料:1000円
※入場券は、『ロンドン・ジャングルブック』日本語版 購入割引チケット(1000円分)として、当店でのみご利用いただけます。


2018年の『つなみ』に続いて、タラブックス『ロンドン・ジャングルブック』日本語版を7月中旬に刊行される三輪舎の代表 中岡祐介さんをお迎えして、お話をうかがいます。

『ロンドン・ジャングルブック』は、タラブックスの主要なアーティストのひとりである、バッジュ・シャーム氏のデビュー作。
シャーム氏は、ロンドンにあるインド料理店の壁画を描くために、初めて自分の村を離れ渡英します。シャーム氏の目にロンドンはどのように映ったのでしょう。独特の感性と表現で描き上げた美しい旅の絵本が『ロンドン・ジャングルブック』です。
バッジュ・シャーム氏は、タラブックスの代表的な作品、『夜の木』や『世界のはじまり』なども手がけています。
※写真は、『ロンドン・ジャングルブック』英語版です。

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イラスト:やまぐちまりこ

VOTE! & READ! あなたが選ぶ 世界が変わる 

7月12日(金) ~8月27日(火)
場  所:絵本のこたち


7月21日(日)は、第25回参議院議員通常選挙です。

絵本のこたちでは、投票後にもらえる「投票済証」をご持参いただいた方に、100円offチケットをお渡しします。チケットは、小さいお子様にお譲りいただいても結構です。ただし、有効期限は2019年8月27日まで。当店でのみご使用いただけます。あなたの一票で、世界が変わる!

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トークイベント
「小さい出版社で絵本を出版する」
京都、広島、東京より

 
開催日時:6月15日(土) 午後2時から
場  所:絵本のこたち(近隣に提携駐車場有り)
入 場 料:1500円(先着順要予約)
contactからご予約ください。

定  員:30名

 
6月15日(土)に、開店当初よりお世話になってます絵本の出版社さん三社の代表をお招きしてトークイベントを行います。
ご登壇いただくのは、エディション・エフの岡本千津さん、きじとら出版の小島明子さん、そして、小さい書房の安永則子さん。魅力ある絵本を刊行されているひとり出版社さんです。絵本を出版する意義やひとりだからこそ出来ること、何よりお客様に届けたい思いについて、書店としてもお聞きしたいです。
京都、広島、東京よりお三方がお揃いになるのは、なかなか無いかと思いますので、ぜひ、この機会にご参加くださいませ。

エディション・エフさん発行の『ものがたり 白鳥の湖』は、繊細かつ重厚なガブリエル・パチェコの絵が美しい、大人も楽しめる絵本。しっかりした物語と美しい絵、大人も満足のいく絵本があることを知ってほしい、絵本のこたちの方針を示してくれる1冊です。
また、絵本だけでなく海外文学や写真集など、幅広いジャンルに渡る刊行物で、次は何を? と展開が気になる出版社さんです。

きじとら出版さんは、代表ご自身が翻訳された『きょうは、おおかみ』はじめ、海外の翻訳絵本を次々と出版されています。
絵本のこたちは海外の絵本が多いですねと、よく言われます。子ども時代に、同じ絵本をそれぞれの国の言葉で読むという経験は国を越えて共感力を育む力があると信じています。

小さい書房さんは、開店1周年に合わせて『二番目の悪者』原画展にご協力いただきました。当たり前と思っていたことが本当にそうなのか、立ち止まって考えさせられる絵本です。絵本だからこそ幅広い年齢層で物語を共有出来ることに気づかされます。

アヤンダ 
ヴェロニク・タジョ・作
庄野ナホコ・絵
村田はるせ・訳
風濤社
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村田はるせさんに聞く アフリカの絵本ってどんなの?
 

 2019年5月26(日)14:00~16:00
入場料:1000円
 
『ニジェール物語』原画展に関連して、村田はるせさんにアフリカの絵本のお話をしていただきます。
アフリカ文学研究者の村田はるせさんは、保育士としてニジェールに滞在のご経験があり、アフリカの子どもたちがどんな絵本を読んでいるのか間近でご覧になってました。アフリカの子どもたちは、どんな物語を心に住まわせて大きくなるのでしょうか。
『アヤンダ』は、村田はるせさんの翻訳された絵本。コートジボワールの作家ヴェロニク・タジョさんによる内戦の続くアフリカで大切な人をなくした心が癒され、再び笑顔を取り戻すまで回復していく物語です。
アフリカで出版されたアフリカの子どもたちが読んでいる絵本も多数お持ちいただけますので、この機会にぜひ、ご覧になってください。
※講演の内容は大人対象です。